08/08

冷たい口づけ
慟哭シンパシー
おこがましい戯言
白梅と小鳥
謀りあいの果て
記憶から消えゆくころ
手ぶらな生活
揺るぎない憎悪
ふわりと薫る太陽
ずぶ濡れの翼


抱きすくむ背中
すくいあげた唇
心臓を釘付け
利目を鷲掴み
ただいまからの絆
糸きりマリオネット
茨のバラ
壊して創って、また
捧げるはずの薬指
慈悲深き喪失


もうひとりの愛なきひと
陽の当たらぬ捕らわれの身
花束をもって迎えにいくよ
飛行機雲の隔たり
電光石火にうたれて